今、リレーアタックと言われている新手の自動車の盗難が続出していて、世間で注目を集めています。
皆様はリレーアタックと言われている盗難方法をご存じですか?
リレーアタックとは
リレーアタックとは、スマートキーを利用した新しい盗難方法なのです。
スマートキーは半径1m届く電波を常に出していて、その電波を利用して車に近づいてドアノブを触ると車が鍵を認識し、ドアの解錠ができるなど、とても便利ですよね。
現在盗難に使われているものが中継器(違法です)を使ってスマートキーから出ている電波を増幅し、受信機に飛ばすという方法です。
これによりスマートキーの電波を利用して車の鍵を解錠し、エンジンまでかかってしまうのでそのまま車を盗難されてしまうという事なのです。
恐ろしい盗難方法が出てきましたね(-_-;)
自宅の駐車場でも盗難される!
むしろ自宅の駐車場で被害に合うパターンが多いようです。
リレーアタックを利用すればスマートキーが家の中にあっても中継器を利用して勝手にスマートキーの電波を拾われてしまい、自動車を盗難されてしまうのです。
リレーアタックを使った盗難にかかる所要時間はなんと数十秒!
犯行グループの人数は最低2人以上いればできてしまうのであまり大がかりじゃなく目立ちにくいです。
リレーアタックは恐ろしい手口なのです。
リレーアタックを防ぐ方法
自宅でスマートキーをそのまま玄関等においている方はリレーアタック盗難にあってしまう可能性があります。
対策としてはスマートキーの電波を遮断することです。
簡単にスマートキーから出ている電波を遮断する方法があります。
アルミ缶にスマートキーを入れて保管する
アルミ缶でスマートキーが入る大きさならどんなものでも大丈夫ですが蓋つきのものが更に効果があるので蓋つきが好ましいです。
ブリキでも大丈夫です。
お菓子の空き缶などでも良いですし、おしゃれな缶が100円ショップなどでも購入できます。
アルミホイル
スマートキーをアルミホイルで包めば電波が遮断されます。
身近にあるものなので一番簡単に実践できますが見た目がちょっと残念ですね(^^;
節電モード
最近のスマートキーは節電モードというものがついていて、節電モードに設定することによって簡単に電波を遮断できます。
しかし年式の古いタイプのものは節電モードがついていない可能性があります。
電波遮断ケース
最近ではリレーアタック防止用の電波遮断ケースやキーケースが数多く販売されてて、ネットでも手軽に購入することができます。
キーケースになっているものはそのままキーケースにスマートキーをつけてしまえばいちいち対策する必要がないのでとても便利ですね。
リレーアタックから愛車を守ろう
リレーアタックを使った盗難はスマートキーを使用している車なら誰でも被害に合う可能性があります。
大事な愛車が盗難に合わないように是非対策してみてください。